待ちに待ってた音楽
宇多田ヒカルの新しいアルバムを買った。6年間、歌手活動を休止していた彼女が活動を再開して出す待望のフルアルバムと世間では言われてる。私もすごく楽しみにしてた。今回のアルバムは、発売日が発表されてから首を長くして待っていた。
ほんと、iTunesでデジタルで先行配信されてた曲もあったけど、CDを買おうと思ってたから、早くCDの発売日の9月28日にならないかなーと思ってた。
それまで、活動を再開した彼女がテレビに出演しているのも見たりしたけど、歌ってるのを見たらほんとにのびやかな声で歌っていてびっくりした。
今回、アルバムに収録された歌も歌詞がまっすぐなものが多く感じる。
このアルバムのイメージは、余計なものがない抽出された音楽と歌詞でできていてそれでいて力の入りすぎた作品じゃなく、あるべきものがある場所にあるような率直な感じがする。
とにかく、すんごく楽しみにしてたので、今もその新アルバムを聴きながら書いてるのだけど。
「桜流し」が好きだなぁと思う。なんともいえないせつない感じ。痛さも感じる。それが苦手でもあって、それでも好きだと。苦手故に、逆にプラスの感情が生じるのかも。
「桜流し」は曲順がアルバムの中でラストなのだけど、確かに最後が似合う歌。
まあどの曲をとっても最高なんだけども。歌い方が前と違い過ぎて驚く。ひっかかりみたいなものがなくなって、どこか丸みを帯びた声で、心地良い。
しばらく、家でなにかをするときのBGMは宇多田ヒカルの新アルバム「ファントーム」になりそう。