桜雨を感じる頃に

時々思うことを書き散らしたり、書き留めるdiary

「読書の秋」に贈りたくなる本

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

本棚を見回して、楽しくて教訓めいていない他人に薦めたい本っていったら、「シャーロック・ホームズの冒険」かなと思った。

もちろん教訓めいた本も素敵な本はたくさんあるけど、「プレゼントしたい本」ってなにも考えず楽しめる本がいいかなと思った。やっぱりワクワクする中身だったら素敵かなと。推理物が好きかどうかは人によるけど、シャーロック・ホームズは世界的に有名な上質な文学だし。

 

イギリスの文学の1つ、「シャーロック・ホームズの冒険」を訳した本は色々あるし、児童用のものまであるけど、やっぱり手軽に買えてオーソドックスなのっていったら、新潮文庫かな。新潮文庫は「シャーロック・ホームズの冒険」という本以外にも、ホームズシリーズは全部訳して本があるので、シリーズ通して読みたかったら読めるし。私も全部揃えてる。10冊くらいだろうか。たまに読むと展開を忘れてて、おもしろいこともある。10冊といっても、中には短編集も多くて、一応全部の本の全体的な時系列はあるけど、「シャーロック・ホームズの冒険」というのは初期の方の短編集で、初めての人にも勧められて、1冊で読める本。

 

ホームズの魅力はバイオリンの名手であること、普段は堕落した生活を送っていること、祖国愛があること…友人、ワトソンとの関係もホームズシリーズの魅力の1つ。ホームズ1人の物語の本だったら、良さが6割くらいになるのではないかと思うくらい、ワトソンは重要人物の1人。

 

あの明快な推理は読む価値があり。ほんと素晴らしいんだから。

 

そんなプレゼントしたい1冊。