桜雨を感じる頃に

時々思うことを書き散らしたり、書き留めるdiary

本棚からの10冊

Twitterやいくつかのブログで見た「 #本棚の10冊で自分を表現する」。やってみようと思います。

この記事で、はてなダイアリー時代からの記事を含めて、ブログをはじめて100記事目なので。

正直、間があきながら更新してた時期もあったので、100記事目といっても感慨もあまりないし、2年間も続けている気がしない。

でも、もうすぐブログを始めて2周年ということもあるし、自己紹介代わりに少し書いてみます。

ちなみに10冊中5冊がマンガという有様(いや、漫画がいけないというわけではないけど)

もちろん、本棚には10冊以上小説はあるけど、自分を表す10冊ということで漫画もはいりました。意外と漫画好きなのね。

 

シャーロック・ホームズの冒険

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

 

上質な推理文学。名作中の名作。毎年、「新潮文庫の100冊」にもはいってる。はじめて読んだエピソードは「赤毛連盟」。衝撃をうけた。論理的に展開する推理が気持ちいい珠玉の1冊。

 

こどものおもちゃ

心のバイブル。現実的に考えるということを学んだ漫画。その他にも、思春期に読んだので多大な影響があると思う。今、読んだらまた思うことも色々違うんじゃないかな。直澄くんが強くて泣ける。上で紹介したのはデジタル版だけど、紙の本なら文庫本がでてるはず。

 

空色勾玉

空色勾玉 (徳間文庫)

空色勾玉 (徳間文庫)

 

ファンタジー。日本の古い神様などもでてくる昔の話。メインは少女の冒険と恋かな。

すごいおもしろくて、息をつく暇もなく一気に読んだ記憶が。中学校の図書室にあったんだけど、大人でも充分読める話。

 

星の瞳のシルエット

少女まんが雑誌「りぼん」で連載していた作品。連載当時、読んでいたわけではないけど、「乙女のバイブル」と云われるマンガ。自己犠牲的なヒロインに読んだ当時は感情移入して、ライバル役の子が悪者に見えたけど、今ではそのヒロインの自己犠牲的なところはどうなんだろーと少し思う。それはほんとの優しさなのか?的な疑問をもつ。でも魅力的なキャラクターばかりでてきて、ヒロインも含めて好きなキャラばかり。おもしろい作品。

 

十七歳

十七歳 (私の生き方文庫)

十七歳 (私の生き方文庫)

 

ただの女子高生が書いたエッセイ。エッセイ書いてる時点で「ただの」ではない気がするけど。要するにその当時はやりだったルーズソックスをはいて制服のスカートをミニスカートにしてメイクをして渋谷を歩く、何者でもないどこにでもいる女子高生ってことだと思う。

世の中や学校への不満が書いてある本。私も高校生の頃に読んで共感することもあった。 

 

天然素材でいこう。

天然素材でいこう。 第1巻 (白泉社文庫 あ 5-1)

天然素材でいこう。 第1巻 (白泉社文庫 あ 5-1)

 

少女漫画。言葉の重ね方に日本語のおもしろさを感じる。起伏のある話ばかりじゃないんだけど、一つ一つのエピソードがおもしろい。特に表面上はふざけてて人当たりがいいけど、人との縁を切って生きてきた三千院という男の子と、その男の子に惹かれる頭もいい顔もいい女の子理々子とのカップルが好き。

 

グッドモーニング・キス

グッドモーニング・キス 1 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
 

現在連載中の少女漫画。ほのぼのしている。一貫してほのぼのしているところが好き。シリアスにならない。でも参考になる一言もたまにあったり。気楽に読めるところが好き。

 

オリエント急行の殺人

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

アガサ・クリスティーの名作中の名作。推理小説寝台列車の中という、容疑者が固定された状態で展開していくのがおもしろい。最後の結末はびっくり。

 

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

推理小説Amazonでは散々に叩かれてるけど、そんなに悪い作品じゃない。ミステリーといってもグロくないし、主人公の男の子とヒロインの距離が縮まっていく過程がおもしろいし、ライトノベル調というか読みにくくない。素直に読めば、最後のどんでん返しにやられるはず。結構おもしろい。

 

SLAM DUNKスラムダンク

有名な少年漫画。すごいおもしろい。学ぶこと多し。感動もあり。「がけっぷちでもやけにならない」ということを学んだ。素敵な漫画。個人的には名作だと思う。

 

あとがき

と、つらつらと書いてきましたが、書きながら、「これ、おもしろいしか言葉が見つからない」と思ったりして、「おもしろい」が感想に連発されてるし、漫画多い!ということでなんか恥ずかしい気もしたのですが、せっかく「本棚からの10冊」を書いたのでアップします。自己紹介になっているかも微妙。

好きな気持ちは沢山あるんだけど、紹介するとなると言葉を選ぶのが難しい。

全体的に推理小説と少女漫画ですね。でも漫画から学ぶことも多いよ!日本の漫画はレベル高い。

自己紹介になっているかはわかりません。まあ自分のためにやった部分も少しあり。私ってこういう成分でできてるのねって少しわかったような。とりあえずおもしろかったです。