桜雨を感じる頃に

時々思うことを書き散らしたり、書き留めるdiary

シャーロック・ホームズの冒険

私はシャーロック・ホームズが好き。新潮文庫からでてるホームズのシリーズは全部持ってるし全部読んでる。

その中でも「赤毛連盟」という事件は小学生のときに、初めてホームズというものに触れた初めての作品で、衝撃を覚えたことをよく記憶している。ホームズが事件を解く手腕はいつも鮮やかなんだけど、その鮮やかさに初めて触れた私はすごいとしか言いようがなくて、感嘆した。ホームズの虜になった。ファンになった。
余談だけど、小学一年生のときに家にあったホームズの児童用の本にトライした。そんなおもしろさとは知らず。だけど漢字が全く読めなくて断念した。それが小学三年生になったら少し漢字の知識がついてスラスラ読めるようになっていた。それで夢中になった。
家にある初めの「シャーロック・ホームズの冒険」という本を読んだら、あとは学校の図書室にあったものを全部読んだ。本を読むのは子供のころから好きだった。
子供心にホームズはなんてかっこいいんだろうと思った。
それから2、3年して児童用の「ルパン対ホームズ」という本を読んだ。それはアルセーヌ・ルパンという怪盗シリーズの本を書いていた作家が書いていたんだけど、ホームズの扱いがひどかった。ルパンに振り回されるホームズ。個人的にはホームズならルパンもつかまえられるといれこんでいるので、イメージと違うホームズに、まあ作者がホームズの本来の生みの親の人じゃないからなと思いつつも、読後は少し落ち込んだり憤慨したり。本来のホームズの作者が書いたらもっとおもしろいだろうなと思った。その場合はルパンファンが怒ったかもしれないけど。そんな感じで「ルパン対ホームズ」という本には落胆した。
ホームズが好きだということを記事にしたかったので、こんなものかなと思うけれど、ホームズがすごいバイオリンの名手だということも好きだし、事件がないときは堕落した生活を送っているけど事件の依頼がくるととてもいきいきするというところも好きだし、ワトソンとの絶秒なコンビも好きだし、母国イギリスへの愛があるところも好き。
なにからなにまで好きなのです。
ホームズって素敵。小説の中にでてくるイギリスの雰囲気も好きです。